緑色を使ったベースメイク

肌の赤みをカバーする目的で、ファンデーションをつける前のベースメイクとして、緑色の化粧下地を使うことは効果があります。

ただし、うまく使うには少しのコツが必要です。大量に使い全体的に塗ってしまうと、化粧の仕上がりが厚ぼったく、不自然になってしまうことも。

これを避けて効果的に使うには、赤みの気になる部分に、少量つけてカバーすることが大事です。また、ベースメイクはファンデーションを上塗りする前の段階であることも考慮しましょう。

気になる部分に緑色の下地を、厚塗りして隠そうとしてしまうと、ファンデーションを塗ったときにそこだけが浮いてしまうことにもなります。全体的な仕上がりを考え、控えめに使うのが良いでしょう。

紫色を使ったベースメイク

ベースメイクを美しく仕上げることで、メイク全体の完成度が格段に上がります。そんなベースメイクの中でも大切なポイントが下地です。

下地では肌表面を滑らかに整えたり、色ムラを抑えたりする効果が期待できます。コントロールカラータイプの下地のうち紫色のものは、肌のくすみをカバーして明るく血色感のある肌を演出してくれます。

顔全体がどんよりとくすんで暗く見えてしまう方や、色白で全体的に青白く血色のない方に最適です。紫色は透明感を出すこともできるので、ストレスや体調不良などで顔色に自信が無い場合も良いでしょう。

小麦肌の方や黄みの強い肌色の方は、商品によっては色が合わずに顔が白浮きしてしまう場合があります。部分使いするなどしっかりと色みを見て使いこなしましょう。

青色を使ったベースメイク

日本人の肌の色はイエローベースとブルーベースの2つに別れますが黄色人種と言われるように、イエローベースの人が多いようです。

ブルーベースの人は肌が青見みがかっている人はもちろんですが、ピンクの肌に人や、日焼けした時肌が赤くなってすぐ戻る人もブルーベースの肌の人と言えます。

一方イエローベースの人は、肌が黄色という他、髪の色が茶色がかっていて、瞳の色も茶色で、日焼けすると小麦色の肌になる人です。

メイクの下地となるベースメイクの青色のコントロールカラーは、黄色くくすんできた肌に透明感をもたせたい時、下地として使うのに適した色で、美白効果もあるそうです。青色のベースメイクはブルーベースの人が使うと血行が悪く見えるので注意が必要です。

黄色を使ったベースメイク

ベースメイクはメイクを美しく仕上げるための重要なポイントです。そのための化粧下地の選択は慎重に行わなければなりません。化粧下地のコントロールカラーを使用し、美しく健康的に見えるメイクを心掛けましょう。

コントロールカラーには様々な色があり、黄色やピンク、パープルなど色ごとに効果が違います。黄色は黄色人種である日本人の肌に合いやすく、一番使いやすい色でもあります。さらに白浮きが少なく肌によく馴染みます。

また肌全体の薄い赤みを抑える効果も期待できます。ピンクを使用したベースメイクは血色がよく見え華やかなメイクに仕上がります。

パープルの下地の使用では透明感が生まれます。自分の肌色に合った物を使用し、その効果を活用しましょう。

コントロールカラーピンクを使ったベースメイク

きちんとメイクをしても顔色が悪く見られてしまう人はベースメイクの見直しがおすすめです。ファンデーションの前には必ず下地を使って肌の色ムラを補正し、凸凹を滑らかにカバーするのがポイントです。

特に顔色が悪く見られがちな人はコントロールカラーピンクをチョイスするのが効果的です。クマが気になる時は目の下に、顔全体のくすみが気になる場合は顔全体に薄く均一に伸ばしましょう。しわが気になる人はラメが入ったタイプも良いでしょう。

コントロールカラーピンクの下地を使うことでファンデーションを塗った後にワントーン明るい肌を実現することができます。

後から使うファンデーションのモチ具合をアップさせる効果も期待できるため、ベースメイクに欠かすことのできないワンアイテムでしょう。

ムースタイプを使ったベースメイク

化粧水や美容液などを使ってスキンケアを済ませたら、ベースメイクに入っていきます。この目的は、顔の色むらやくすみをカバーして、肌を均一に整えることです。

ベースメイクでとても大切なのは化粧下地を塗っていくことです。化粧下地は、肌を均一に整えるだけではなく、この後のファンデーションの付きを良くし、仕上がりを美しくする意味もあります。

ムースタイプのものを使えば、とても手軽にベースメイクができます。ムースタイプのものは容器から出すと、ムース状で出てきます。他のタイプの化粧下地よりも、ムース状でキメ細かいため、顔に乗せれば、少量でもすぐに素肌に均一に浸透していき、べたつかずサラッとした肌になります。

そのため、手軽なだけではなく、メイクが簡単には崩れにくいという魅力があります。

ジェルタイプを使ったベースメイク

肌にツヤを出せるだけでなく、光がジェルを通して透明感のある肌を作り出せるのが、ジェルタイプのベースメイク用品の特徴です。

ジェルの量を変えるだけで、そのツヤの放ち方を簡単に変える事ができるために、陽射しが厳しい日であってもツヤが出すぎるという事はありません。

小鼻の横側が暗くなってしまい、顔の印象が悪くなる事に悩んでいる時にも、ジェルタイプのベースメイク用品を下地として使ってみてください。

わずかな光が当たるだけでも小鼻にツヤを出す事ができて、顔全体の衣装を綺麗に見せる事ができます。

ジェルタイプの製品は伸びが良いために、少量を塗布するだけでも広範囲を綺麗に見せる事ができるので、ジェルの使いすぎには注意が必要です。

クリームタイプを使ったベースメイク

ハリのなさをカバーしてツヤを出すクリームタイプのファンデーションを使ったベースメイクは、化粧下地とコンシーラーを使って肌を整えてから塗っていきます。

スポンジにクリームタイプのファンデーションをよくなじませてから、顔の中心から外側に向かってスポンジを滑らせるようにしてなじませます。最初に頬や額などの広い部分に塗り、目元や小鼻などの細かい部分は後から塗るのがポイントです。

ファンデーションをしっかり肌に密着させるため、仕上げにスポンジの広い部分を使って軽くおさえましょう。仕上げ用にパウダーを使うとメイク崩れを防いで、長く綺麗な状態を保つことができます。

また、メイク直しもパウダーを使うだけで簡単に直すことができます。

リキッドタイプを使ったベースメイク

ベースメイクのファンデーションにはパウダーやクリーム、リキッドなど様々な種類があります。

どのタイプを使用するにしても、最初に基礎化粧品で肌を整えたあと、日焼け止めと化粧下地を塗ることでファンデーションのノリが良くなり、メイク崩れを抑えることができます。リキッドタイプのファンデーションを塗るには、仕上がりのイメージに応じてスポンジやパフ、ブラシや手を使います。

手の甲でリキッドファンデーションを温めてなじませ柔らかくしておくと、塗りムラを少なくすることができます。

最初に頬に塗り、おでこ・鼻筋・あごの順番で、顔の中央から外側に向かいなじませていきます。目元はメイクが崩れやすいため、厚塗りにならないようファンデーションを少しだけなじませたスポンジを使い、優しくおさえるように塗っていきます。

オールインワンスキンケアを使ったスキンケア

化粧水や乳液、美容液などの機能を一つにしたのがオールインワン化粧品です。中には化粧下地の役割もしてくれる物もあるので忙しい朝の時間もこれを塗るだけでスキンケアが終わってしまいます。

オールインワンスキンケアは基礎化粧品が一つで済むので摩擦による肌への負担が少なく、又化粧品代の節約にもなります。オールインワン化粧品は洗顔後すぐにつけるのがお勧めです。肌に水分が残っている状態でつけると保湿効果が高まります。

つける量には適量があり多すぎても少なすぎても良くないのでその化粧品に合わせた量をきちんと確認しましょう。

今では多くのオールインワン化粧品があります。美白やアンチエイジングなど目的別に自分に合った物を選ぶと良いです。