エマルジョンファンデを使ったベースメイク

エマルジョンファンデは伸びがよく、肌に密着しやすいのが特徴で、肌の気になる部分もしっかりカバーできます。油分や保湿成分が多めに含まれている製品が多く、肌にハリやツヤ感を出せるのも魅力です。

ベースメイクとして使用する時は主にスポンジを使って塗ります。エマルジョンファンデはスポンジに吸収されやすいため、厚塗りにならないよう取りすぎないようにしましょう。

ファンデーションの表面をスポンジで軽くなでる程度で、十分に肌をカバーしてくれまう。塗る順番は額や頬、次に鼻筋を塗って最後に口や目の周りを塗ります。皮脂の多い鼻などの部分は、メイク崩れを防ぐために薄めにつけるのがコツです。

しっかりとカバーしたい部分は、スポンジで軽く押さえるように重ね塗りしておきます。

クリームファンデを使ったベースメイク

クリームファンデを使ったベースメイクを行う場合、好みに応じて使う道具が異なります。

カバー力を高めたい方はスポンジと手、ナチュラルに仕上げたい方はスポンジとブラシ、ムラが出来やすい方はスポンジとパフを使って、ベースメイクを行いましょう。まず、手の甲にクリームファンデを取り出したら、手もしくはブラシもしくはパフに馴染ませましょう。

続いて、顔の中心から外側に向かって、頬、額、鼻筋、顎の順番でファンデーションを馴染ませて行きましょう。

ベースメイクが崩れやすい目元は、スポンジを使って馴染ませる事で厚塗りを防ぐ事が出来ます。そしてスポンジでフェイスラインから首にかけてファンデーションをぼかせば、完成です。

リキッドファンデを使ったベースメイク

ファンデーションには種類がいくつかありますが、カバー力と透明感どちらも求めるならリキッドファンデがお勧めです。

油分が液状の状態で入っているので塗った時に肌への馴染みも良く、塗り方によってナチュラルメイクにもしっかりメイクにもできて便利です。使い方は洗顔後化粧水などで保湿をして化粧下地の後に塗ります。

リキッドファンデは化粧下地が必要なさそうですが使った方が仕上がりが良いのできちんと使いましょう。塗り方はスポンジでも指でもどちらでも構いませんが優しく叩くように伸ばし、カバーしたい部分は重ね付けすると綺麗に仕上がります。

リキッドファンデだけだと崩れ易くなるのでフェイスパウダーで仕上げるとベースメイクが長持ちします。

パウダーファンデを使ったベースメイク

パウダーファンデは他のタイプのファンデーションと比べて手軽に使える一方、塗り方に気を付けないとメイク崩れを起こしやすくなります。

ベースメイクを綺麗に仕上げるために、洗顔でしっかり皮脂を落としスキンケアを行ったあと、日焼け止めと化粧下地でファンデーションを乗せる準備を整えます。最初にクマやくすみなど、気になる部分をカバーしてから広い部分に塗り始めます。

目元や小鼻は最後に塗り、新たにパウダーファンデをスポンジに乗せるのではなく、残ったパウダーを利用します。

最後にフェイスラインにも塗って顔と首のラインをなじませれば完成になります。ナチュラルに仕上げたい時はスポンジではなく、ブラシを使うのもおすすめです。

パウダータイプの日焼け止めを使ったベースメイク

日焼け止めは基本的にベースメイクとして使い、スキンケアのあと化粧下地の前に使います。しかしパウダータイプの日焼け止めは、ベースメイクの仕上げとして肌の上に乗せることができます。

塗るタイプの密着感やべたつきが苦手な場合に便利なタイプです。肌への負担が少なく、洗浄力のマイルドなクレンジングでも落としやすいため、敏感肌の人も使えるます。

汗をかくことが少ない春先は、紫外線量も夏より少ないのでパウダータイプが向いています。パウダータイプは、単品だけで使うと紫外線を防ぐには物足りない部分もあります。しかし、塗るタイプと併用することで、化粧直しを兼ねた塗り直しが簡単に行えるようになります。

メイクの上から乗せるという他のタイプにない利点を活かし、様々なシーンで利用できます。

スプレータイプの日焼け止めを使ったベースメイク

ベースメイクとして化粧下地の前に使う日焼け止めは、日焼けを防ぐと同時に紫外線の影響による肌の老化を食い止める大切な存在です。スプレータイプの日焼け止めは、手で塗るタイプと異なりスプレー缶に入っているのが特徴です。

手で塗るタイプより短時間で使用でき、落ち着いた場所でなくても気軽に使えるメリットがあります。

顔などにべたつく日焼け止めを塗るのを嫌がる子供などにもおすすめできます。吹きかけるだけなので手が汚れる心配はありませんが、周囲にも飛び散ってしまうため人の混雑した場所で使いにくい、また塗りムラができやすい注意点があります。

レジャーなどで塗り直しの時に使うなど、他のタイプと併用できるのはスプレータイプの強みです。

ジェルタイプの日焼け止めを使ったベースメイク

ベースメイクは基本的に洗顔をしてスキンケアを行ったあと日焼け止めと化粧下地を塗り、ファンデーションを乗せるための肌へと整える必要があります。

日焼け止めはその名の通り、紫外線から肌を守り日焼けを防止します。

様々なタイプがある日焼け止めですが、ジェルタイプは塗ったあとの肌がベタつきが少なく、透明感があり伸びも良いのが特徴です。使いやすいタイプと言えますが、成分に刺激の強いものを配合している製品も多いので、敏感肌の人は成分をよく確認することが大切です。

製品に記載されているSPFとPAの数値は、紫外線から肌を守る強さを表したものです。しかし数値が高いものは肌への負担も大きいので、レジャーなどで紫外線を多く浴びる状況ではSPF・PAの高いもの選び、日常で使うには低い数値のものを使い分けるのをおすすめします。

ローションタイプの日焼け止めを使ったベースメイク

紫外線から肌を守り、日焼けや光老化を防ぐ効果のある日焼け止めはベースメイクに欠かせない存在です。しかし様々な種類があり、使い心地や紫外線を防ぐ強さなどが異なりますので、自分の肌質と使用シーンに合ったものを選びましょう。

ローションタイプの日焼け止めは、肌への負担が少ないのが特徴です。他のタイプと比べ最も肌に優しいため、刺激に弱い敏感肌の人でも気軽に使用できます。

テクスチャは化粧水のように水分が多い感触で塗りやすく、毎日の生活におけるスキンケアの一環として、気軽に紫外線対策を行うことが可能です。

注意点としては、落ちやすくSPF・PAの数値が低い製品が多いため、強い紫外線を長時間浴びるレジャーやアウトドアスポーツには向きません。

乳液タイプの日焼け止めを使ったベースメイク

白くて透き通るようなお肌は女性の憧れです。そのようなお肌を目指すためにはしっかりとしたケアと紫外線予防を行う必要があります。そこで使用するアイテムが乳液タイプの日焼け止めです。

乳液タイプは肌になじみやすく、伸びが良いのが特徴です。お肌に優しいノンケミカル処方のものが充実しているため、メイクデビューをし始めた人でも安心して取り入れることができます。ベースメイクの下地として使用します。

洗顔後に化粧水などでお肌を整えた後、乳液タイプの日焼け止めを塗ってからパウダーファンデーションを重ねることで綺麗にベースメイクが完成です。

日焼け止め効果のあるものをベースに使用しているため、しっかりと紫外線を防ぐこともできて白いお肌を保つのに効果的です。

クリームタイプの日焼け止めを使ったベースメイク

日焼け止め・化粧下地・ファンデーションと、塗り重ねることに抵抗がある人もいることでしょう。そういった場合でも、クリームタイプの日焼け止めを使えば、化粧下地に使い、ベースメイクできる製品が多くあります。

具体的には、洗顔のあと、基礎化粧品を使い肌を整えます。次にクリームタイプの日焼け止めを顔全体に伸ばします。

その後、ファンデーションをのせてメイクします。クリームタイプは保湿力があるので、乾燥肌気味の人にはおすすめです。一方、油分が多いためニキビの原因になることも。油脂肌の人は注意したほうがよいでしょう。

また一日を終えたら、しっかりクレンジングすることも大切。きちんとメイクを落とし、スキンケアをしましょう。